外貨投資

外国投資って何?

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外貨投資とは、日本円ではなく、ドルやユーロなど外貨に替えて資産運用することです。

資産の運用には一般的に、

・預金
・MMF
・FX(外国為替証拠金取引)
・投資信託
・債券
・株式

などの金融商品を利用します。

この中で、外貨を用いて運用する投資のことを外貨投資と呼びます。

(外貨の例)

・アメリカドル(以下、米ドル)
・ユーロ
・イギリスポンド(以下、英ポンド)
・スイスフラン
・カナダドル
・オーストラリアドル(以下、豪ドル)
・ニュージーランドドル(以下、NZドル)
・中国元
・香港ドル
・トルコリラ
・南アフリカランド
・ブラジルレアル
・タイバーツ
・メキシコペソ    などなどなど・・・


外貨投資は、それぞれの金融商品の特性やリスクの他に、国ごとの金利の差や為替レートの変動による損益が発生します。

国ごとの金利の差といっても、日本に比べたらどこの国もたいていは金利が高いことはおわかりでしょう。この点では、当分の間は外貨投資が有利であることは間違いありません。

問題は為替です。

為替レートは常に変動します。外貨の資産を外貨のまま使うのであれば問題はないのですが、日本円から外貨に替えて運用し、使うときにまた日本円に替えるとなると、為替レートの変動によって資産価値が大きく変わります。

円高のときに外貨に替えて、円安のときに日本円に替える。

このタイミングを考えて、有利な為替レートで換金すれば大きな収益が得られます。

といっても、タイミングばかり考えて手元に使えるお金がないのは困りますので、もちろん円建ての運用も大切です。

円建て投資と外貨投資を組み合わせて資産運用する、これがつまり

『分散投資に外貨投資は欠かせません』

ということになるのです。

円建てで堅実な運用をし、外貨建てである程度のリスクを抱えながらも収益性を追求する、この2つをバランスよく組み合わせられれば、上手な資産運用ができるはずです。


一方、もしどこか国の言葉がペラペラで情報通であったり、どこかの国に行く予定しているなどの事情があれば、その国の金融機関を直接利用するという方法もあります。

その国で使う分には問題ないですが、日本にいて海外に直接投資する場合は、日本の金融機関を通す場合よりも自己責任とリスクが高くなることは覚えておきましょう。

外貨投資の基本

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○外貨投資の損益の考え方

外貨投資の場合、運用後の損益の考え方は、

[最終的な損益額]=[為替の差による損益]+[金融商品の運用損益]

となります。

実際に計算する順番は以下の通りになります。

1.[当初の円元本額]

2.[運用後の円換算額]=外貨建て{元本+(インカムゲイン+キャピタルゲイン)}×運用後の為替レート

3.[最終的な損益額][2]-[1]

(解説)

・インカムゲインとは、預金の利息や株式・債券などの配当金、分配金など、金融商品に付随する『黙っていてももらえるお金』のことを指します。基本的にマイナスになることはありません。

・キャピタルゲインとは、株式や債券・投資信託などを売却、償還したときに発生する元本との差額のことで、『アクションを起こしたときに発生するお金』のことを指します。運用開始時と比較し、場合によってはマイナスになることもあります。

・運用後の為替レートを運用開始時のレートと比較すると、場合によってはマイナスになることもあります。

○損益シミュレーション

ユーロの外貨預金を例に、損益をシミュレートしてみました。(米ドルは今あまりおいしくないので。。。)

[当初の円元本額]:100,000円
・為替レート:1ユーロ=125円
・金利:年3.5%

・当初のユーロ建て元本=800ユーロ
・1年後のユーロ建て元利合計=828ユーロ

ここからが損益の分かれ道です。


・1ユーロ=140円(円安)になっていたら・・・
[運用後の円換算額]:828×140=115,920円
[最終的な損益額]=115,920円-100,000円=15,920円の収益!


・1ユーロ=110円(円高)になっていたら・・・
[運用後の円換算額]:828×110=91,080円
[最終的な損益額]=91,080円-100,000円=8,920円の損失!


★ここで注意!

実際には、これに1ユーロあたり○円の往復の為替手数料(円→ユーロ、ユーロ→円)がかかるので、運用成績はこの額よりは少なくなります。

この為替手数料に『○円』かけるかが、実は外貨投資の大きなポイントになるのです!

外貨投資の種類

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○外貨預金

・国内で営業する金融機関(資本は日本でも外国でも可)に、ドル、ユーロなどの外貨でお金を預けること。
・超低金利が続く日本円よりも高金利で利息収入が期待できるので、近年人気がある。
・為替レートの変動によっては為替差益も狙える。(逆に元本割れすることもある。)
・一般的に、普通預金と定期預金の2種類がある。


○外国預金

・海外の現地金融機関にお金を預けること。
・基本的には現地の通貨で預け入れる。
・特定の国での活動(旅行や買い物、居住など)が目的の場合には便利。
・日本に支店がない場合には不便。(送金などの手数料も高い)


○FX(外国為替証拠金取引)

・Foreign Exchangeの略。『通貨証拠金取引』、『外国為替保証金取引』とも言われる。
・元の資金(証拠金)の何倍もの取引ができる仕組みを活用した商品。
・為替売買とスワップ(金利)で収益を獲得できる。
・円安と円高の両方で収益が狙える。
・取引できる通貨ペア(通貨の組合せ)がたくさんあるので、円以外の通貨でも利益を狙える。


○外国投資信託

・海外で設定された投資信託。
・基本的には外貨建て。
・通常の投信信託の分配金収入と売却差益、プラス為替差益が狙える
・国内の証券会社、銀行などでも取り扱っている。


○外貨建てMMF

・高い格付けの短期の外貨建て金融商品(国債など)に投資する投資信託の一つ。
・流動性と安全性が非常に高い商品である
・外貨からの円転と分配金で収益を獲得できる
・外貨での引き出しはできない。
・証券会社が提供している。


○外国債券

・発行者、通貨、発行場所のいずれかが海外の債券。
・債券としてのクーポン収入と売却差益+償還差益、プラス為替差益が狙える。
・元本に多くの資金を必要とする場合が多い。(100万円以上)


○外国株式

・海外企業の発行する株式。
・海外の証券市場に上場・公開している株式と、日本の市場に上場している外国株式がある。
・株式の売却益と配当収入、プラス為替差益が狙える


○為替eワラント

・ある通貨を、期日までに一定金額で売買する権利を証券化した「カバード・ワラント」の一種。
・少ない投資(数千円から)で大きな利益を狙える。
・円安と円高の両方で収益が狙える