外貨投資の基本
○外貨投資の損益の考え方
外貨投資の場合、運用後の損益の考え方は、
[最終的な損益額]=[為替の差による損益]+[金融商品の運用損益]
となります。
実際に計算する順番は以下の通りになります。
1.[当初の円元本額]
2.[運用後の円換算額]=外貨建て{元本+(インカムゲイン+キャピタルゲイン)}×運用後の為替レート
3.[最終的な損益額][2]-[1]
(解説)
・インカムゲインとは、預金の利息や株式・債券などの配当金、分配金など、金融商品に付随する『黙っていてももらえるお金』のことを指します。基本的にマイナスになることはありません。
・キャピタルゲインとは、株式や債券・投資信託などを売却、償還したときに発生する元本との差額のことで、『アクションを起こしたときに発生するお金』のことを指します。運用開始時と比較し、場合によってはマイナスになることもあります。
・運用後の為替レートを運用開始時のレートと比較すると、場合によってはマイナスになることもあります。
○損益シミュレーション
ユーロの外貨預金を例に、損益をシミュレートしてみました。(米ドルは今あまりおいしくないので。。。)
[当初の円元本額]:100,000円
・為替レート:1ユーロ=125円
・金利:年3.5%
・当初のユーロ建て元本=800ユーロ
・1年後のユーロ建て元利合計=828ユーロ
ここからが損益の分かれ道です。
・1ユーロ=140円(円安)になっていたら・・・
[運用後の円換算額]:828×140=115,920円
[最終的な損益額]=115,920円-100,000円=15,920円の収益!
・1ユーロ=110円(円高)になっていたら・・・
[運用後の円換算額]:828×110=91,080円
[最終的な損益額]=91,080円-100,000円=8,920円の損失!
★ここで注意!
実際には、これに1ユーロあたり○円の往復の為替手数料(円→ユーロ、ユーロ→円)がかかるので、運用成績はこの額よりは少なくなります。
この為替手数料に『○円』かけるかが、実は外貨投資の大きなポイントになるのです!