外貨の投資

こんなときどうする?

FXの中でもデイトレーディングを初めとする短・中期投資では、為替が上がったとき、下がったときの対処方法がいろいろと考え出されています。

しかし、FXによる外貨預金は少なくとも1年程度のスパンで考えてもらいたい投資なので、毎日毎日為替とパソコン画面とを睨めっこする必要はなく、多少の価格の変動に対しては大きく構えていても大丈夫です。

それでも、多少流れが傾いてきたなと感じる時、あるいは世界的に何か大きな出来事が起こった時など、注意を払ってほしい場合があります。

どういうときに注意すればよいか、何をすればよいか、考えてみましょう


○まず損失の許容額を想定しておく

どこまでは「セーフ」で、どこからが「危険」か、自分の許容範囲をあらかじめ決めておきましょう。
レバレッジを1倍、2倍程度に低く抑えていれば、ロスカットされるというリスクはあまりないですが、損失が大きくなるのは心理的には嫌なものです。

例えば、1NZドル=55円だったのが50円を切ったら対策を検討、45円になったら中止、などです。
その節目、節目でできることを検討していきましょう。


○ポジションを取っている外貨が安くなったとき

例えば、NZドル/円でNZドル安(円高)が続いていったときのことを考えましょう。
45円がひとつの区切りと考えているのなら、そこで一度決済するよう45円で逆指値注文を入れておきましょう。損はしますが、"そこまでの損で済む"のです。

その後、マーケットや世の中の動向を見つつ、底が見えたところで買い直すも良し、他の通貨ペアを見直すも良し、です。

一つ注意しなければならないのは、逆指値の値段を現在の値段とあまりに近いところに指定しまうと、少しの変動でも売られてしまい、思ったようなスワップが受け取れなくなりますので、過去のチャートを見ながら少し離れた値段に指定するほうがよいでしょう。


○週末に大きな出来事があったとき

金曜日から日曜日にかけて、日本や世界で何か大きな出来事(しかも大抵は良くないことですね。)が起こった場合、週明けの月曜日に為替や株式市場が大きく下落することがあります。週が開けたら大暴落!では、決算には遅すぎる可能性があります。
もしレバレッジを多めにかけている場合は、証拠金以上の損失が一気に確定し強制退場となるかもしれません。

このような動きがある場合にも、最低限、逆指値注文の確認などはしておきましょう。

○ポジションを取っている外貨が高くなったとき

NZドル/円でNZドル高(円安)傾向が続いているときです。こういう場合、ある程度上がったところで一度決済してしまうのもよいでしょう。
NZドル/円のスワップを75円/日で計算すると1年で27,375円ですから、単純に考えると、それを上回る利益が確定するなら決済しても良いということになります。

上昇傾向が続いている間は成行で売り、指値で買い、を繰り返し、その都度利益を確定させます。そのとき、必ず同時にストッパーの役目をしている逆指値注文の値段も同じだけ上昇させます。そうすることで、損失の幅を一定に保つことができます。

あまり売り買いを繰り返すと、逆にスワップの年27,375円分が受け取りなくなりますので、ほどほどに様子を見ながら決済していきましょう。