外貨の投資

FXと外貨預金の比較

FXを外貨預金として利用する方法については理解していただけましたか?
実際にやることは銀行の外貨預金と同じです。それでいてFXのほうが優れている点がたくさんあります。

具体的にFXと銀行の外貨預金を比較してみましょう。


☆為替手数料

◎FX...為替手数料+スプレッド(※注1)=1通貨あたり1銭~(平均10銭程度)
×銀行...1通貨あたり2円以上。(ユーロは3円~)


注1:スプレッド=売値と買値の価格差のことです。
通常、円→ユーロの売値とユーロ→円の買値は同じではなく、スプレッドが発生しています。
価格は各社独自に設定しており、このスプレッドが業者の取り分でもあります。よって、「為替手数料ゼロ」というのは言い換えればスプレッドに為替手数料が含まれているということなのです。


☆金利の受け取り

◎FX...期間の長さに無関係、1日単位で受け取れる。
×銀行...3ヶ月、6ヶ月、1年後など一定期間後。預け入れ期間が長いほど金利が高くなる。


☆為替レート

◎FX...オンライン取り引きを前提とし、マーケットの動きをリアルタイムに反映させた金利での取り引き。
△銀行...基本は1日1回の店頭表示価格での取り引き。オンライン取り引きの場合はリアルタイム変動型もあり。


☆初期投資額

△FX...レバレッジを掛けた後のポジションが10,000通貨以上。(ユーロ125円として、レバレッジ1倍なら125万円、レバレッジ10倍で12.5万円必要。)
○銀行...普通預金は1通貨単位(1ドル、1ユーロなど)~、定期は10万円~。


☆金利

◎FX...金額・期間に関わらず実勢金利差に近いパーセンテージで受け取れる。
△銀行...普通預金なら円預金並みの低さ。長期の定期ほど上がる。数字上ではFXよりも高いパーセントで表示されていても、為替手数料やスプレッドなどを差し引くと、FXのほうが高い金利になることが多い。


☆元本の保証

△FX...制度上、元本(証拠金)の数%は残ります。業者が破綻した場合、信託保全を採用している業者であれば資産は全額保全されます。
×銀行...元本保証なし。万が一銀行が破綻しても、外貨預金はペイオフ(預金保険)の適用外です。

こうして見返すと、FXのほうが断然◎が多いのがわかりますか?

1つだけFXのほうが評価が低い「初期投資額」ですが、これはレバレッジを低く設定する外貨預金的利用を想定した話です。
よくFX業者のサイトなどに『少額から始められます』などと書いてありますが、それは短期投機を前提としたリスクの高い投資を意味しますので、混同しないようにしてください。